2025年7月10日(木)に,建築・土木工学コース3年生を対象に国土交通省,青森県との連携授業「建設DX講演・新技術体験」を行いました。
前半は,建設・インフラDX講演を行いました。
講演①「インフラ分野のDX推進」
東北地方整備局 企画部 平舘 淳一 様
国土交通省が進める建設分野のDXについて,DX推進の背景(人材不足など),建設現場のオートメーション化,BIM/CIM活用による業務の効率化等について説明いただきました。
講演②「成瀬ダム自動化施工の取り組み紹介」
東北地方整備局 成瀬ダム工事事務所 澤 駿人 様
澤様のご講演では,成瀬ダムの概要,業務の紹介,台形CSGダム(堤体打設)工事に適用した最先端の自動施工システム(A4CSEL,クワッドセル),神奈川県から建設機械のリモートコントロール,省力化,温室効果ガス削減等などの取り組みについてご紹介いただきました。
後半は,最新DX技術の体験を行いました。
3次元点群データ作成、VR(仮想実現:バーチャルリアリティ)、MR(複合現実:Mixed Reality)、遠隔臨場などを体験しました。
今回の講演・体験を通じて,将来の建設業を担う学生にとっても最新の取り組みを学び,体験する貴重な機会になりました。
今回の講演・体験では,国土交通省および青森県の皆さまには多大なるご協力をいただきました。厚く御礼申し上げます。
ご協力いただいた皆さま
国土交通省東北地方整備局 企画部
国土交通省東北地方整備局 青森河川国道事務所
国土交通省東北地方整備局 高瀬川河川事務所
国土交通省東北地方整備局 成瀬ダム工事事務所
青森県県土整備部 整備企画課