「火薬学」現場見学会を開催

平成26年9月12日(金)に、火薬学の授業の一環で八戸石灰鉱山で現場見学会を開催しました。

八戸鉱山では、国内ではめずらしい露天掘り方式により石灰石を採掘しています。
採掘した石灰石は10kmにもおよぶ長距離ベルトコンベヤで八戸セメントや八戸港まで輸送しています。石灰石は、製鉄所の焼結原料、セメント原料および砕石として利用されています。

見学では、八戸鉱山さんの事業概要、火薬類の性質、ベンチカット工法、保安管理などの実務についてご説明をしていただきました。そして、発破の見学です。発破時刻の5分前にはサイレンがなり退避確認等が行われます。その後、発破が行われドーンという大きな音とともに白い噴煙があがりました。一度の発破で約16,000トンを採掘するスケールの大きな仕事です。

見学にご協力いただきました八戸鉱山(株)の皆様に感謝申し上げます。

担当:鈴木